耳掃除以外に耳のケア方法はある?
2009年10月31日(土)11時0分配信 R25
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「“耳に良い生活”というよりも“耳に悪い生活習慣”を改めることが大事ですね。まず、あまり頻繁に耳掃除することはオススメできません。外から入ってくるゴミは外耳道に生えている毛がブロックしてくれますし、皮膚の表面が剥がれ落ちたアカなども分泌液によって外に排出されやすい構造になっています。それなのに耳かきでこすったりすると、ゴミを中に押し込んでしまったり、内側の皮膚を無理に剥がすことになってしまいます。耳掃除は、見えている範囲を綿棒でやさしくぬぐう程度でいいのです」
間違った耳掃除と同じくらい耳に良くないのが、ストレス。最近、若い人を中心に増えている「急性低音障害型感音難聴」というのは低い周波数の音だけが聞こえなくなる病気で、耳に水が入ってしまったときのように常に音がこもって聞こえて大変不快で、ときに耳鳴りやめまいを伴うこともあるそうです。この病気はストレスや過労が原因だといわれています。
適切な治療をすればすぐに治るのですが、ストレスが多い人だと何度も繰り返すことになってしまうのだとか。急性低音障害型感音難聴以外にも、めまいや難聴などといった障害にストレスが大きくかかわっているのだそうです。
「細かなメカニズムとしては分かっていない部分が多いのですが、ストレスや寝不足は大敵。現代社会ではストレスは少なからずありますが、上手に発散する方法を見つけてください」
もう一つ、若い人たちに多いのが「急性音響性難聴(音響外傷)」。昔は「ディスコ難聴」と呼ばれていたもので、大音量に長時間さらされたために蝸牛(かぎゅう)の感覚細胞が傷ついてしまい、難聴や耳鳴りが起こる病気です。
ロックコンサートの後など、耳がキーンとして治らないことがありますが、実はそれがこの病気。すぐに治まるならいいのですが、翌日になっても続いているようなら、すぐに耳鼻咽喉科を受診してほしいと池田先生はいいます。
「一度傷ついた内耳はなかなか治りにくいので、難聴やめまいを感じたらすぐ受診を。この病気は薬で治療することができます。ですが、普段から大音量にさらされないようにすることが大事です。電車内でヘッドホンやイヤホンをしていて、かなり音漏れしてしまうなら、それは大きすぎです。そういう人はすでに難聴になっている可能性があります」
最近はどこでも携帯音楽プレーヤーで音楽を聴いている人がいますが、地下鉄のような音が大きい場所では音量を上げてしまいがちなので、注意が必要なようです。大好きな音楽をずっと楽しむためにも、普段の音楽の聴き方には気をつけましょうね。
(R25編集部)
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