ナルトはどこに消えた?ラーメン人気具材の今昔
2009年10月28日(水)11時0分配信 R25
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そういえば、白地にピンク「の」の字が鮮やかなナルトも定番具材の一つ。1910年、東京初のラーメン店『来々軒』では、「チャーシュー、ネギ、海苔、メンマ、ナルト」をトッピングしたラーメンが提供されていたそうです。でも、最近のラーメンであまり見かけなくなったのはナゼでしょう? ラーメンジャーナリストの北島秀一さんに聞いてみました。
「ナルトがラーメンの具材として起用されたのは、先行していた麺料理である『そば・うどん』文化からの流れ。醤油色の濃いスープにおける“彩り”の役割が大きかったのではないでしょうか。ただ、食感、味の両方でズバ抜けているわけではありません。今の多様化したラーメンに入れる必然性はあまりない。復権は難しいのでは?」
では、ボクをはじめ、みんなが大好きな(言いすぎ?)「味付け玉子」はどうでしょう。半熟スタイルが登場し始めた90年代ごろから、トッピングメニューとしては磐石の人気を誇っている気がしますけど。
「もともと、汁物系麺類と玉子の相性は抜群です。さらに、白・黄色の色合いが醤油や味噌の濃い色のスープにバッチリ映える。このため、ラーメンの彩りとしての地位をナルトから奪ってしまいましたね。人気の半熟味玉ですが、作り方は実に単純。しかし、家庭で少量を作るのは手間がかかります。それをラーメン店で100円程度で食べられたら、割安感もあってうれしいですよね」(北島さん)
激しく同意! +100円ですから、ボクもたいてい味玉をトッピングしちゃいますもん。しかし、不動と思えるラーメンの具材にも栄枯盛衰がありますね。日本全国のラーメンを日々食べ歩いている北島さん、最近注目の具材ニューカマーは!?
「最近、『eiji』(札幌)のラーメンで見かけたジュレ系の具材が面白い。彩りはもちろん、味の変化も期待でき、凝った工夫だと思いますよ。仕込みの手間があるため、業界に広く浸透していくのは難しいかもしれませんが、期間限定メニューなどで起用するお店は、今後増えてくるのではないでしょうか」
肉や魚介系の汁を冷やし、煮こごり状にした「ジュレ」ですか。スープの熱でしだいに溶け、スープに変化をもたらす時限爆弾的な効果も期待できるのはスゴい。これぞラーメントッピングのダブルインパクトですね〜。今後も、イノベーションがどんどん進むラーメン具材シーンから目が離せません!
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
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