水道代が地域によってバラバラなのはなぜ?
2009年10月17日(土)11時0分配信 R25
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「それは水道事業の運営が国の管轄ではないからです。ほとんどの水道は、各市町村が運営しており、料金も地方議会を経て条例で決められています。地域によって料金の格差が生じるのは、水源や水利用の状況など事情が異なることがおもな理由ですね。たとえば、水源となる水がきれいな地域は簡単な水処理で済みますが、良質でない場合は高度な浄水処理施設が必要になり、費用がかかります。また、水を使う人が少ない地域は、料金収入に対して浄水場などの建設費用や水道管の維持費が割高になるため、水道料金が高くなる傾向があります」(厚生労働省健康局水道課・伊藤さん)
たとえば、家庭で10立方メートルの水を使用した場合の料金を比べると、平成20年の「水道料金表」では最安が山梨県富士河口湖町の335円に対し、最高は群馬県長野原町の3412円。なんと10倍も違うのだ。ちなみに東京は10立方メートルあたり965円で、全国平均の1478円に比べると安い方だ。あれ、でも水道が市町村での運営なら、東京って23区あるけど…?
「東京都は、武蔵野市・昭島市・羽村市・奥多摩町・檜原村および島しょ地域を除くすべての地域に一括して給水し、ほとんどの地域が同じ体系で料金を算出しているのです。多摩地区なども、もともとは各市町村が個別に運営していたのですが、都市化が進むにつれて水道料金の格差などが目立ちはじめ、区部水道と一元化して経営するようになりました」(東京都水道局・福智さん)
水道代は、事業を運営している自治体によって変わってくる。通りを挟んで向こう側の料金が全然違う、なんてケースも普通にありうるのだ。将来の住まい選びの一要素として考慮に入れてもいいかもしれませんね。
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
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