インターネット証券大手のマネックスグループとオリックスは28日、傘下のマネックス証券とオリックス証券を来年1月をめどに経営統合すると発表した。統合が実現すれば、営業収益で業界最大手のSBI証券に次ぐ業界第2位の規模のネット証券が誕生する。
統合後の営業収益(平成21年3月期)は単純合計で約320億円、口座数は約130万口座で預かり資産は約2兆1000億円。
統合方法は、東証1部上場企業のマネックスグループが新株を発行し、オリックスが所有するオリックス証券の発行済み全株式と交換する。この結果、オリックス本体はマネックスの20%超の株式を保有する筆頭株主となる見通し。
ネット証券は平成11年の株式委託手数料の自由化後、手数料の安さを競い、個人投資家を囲い込んできたが、18年1月の「ライブドアショック」や昨今の株式市況の不況から個人売買が徐々に減少。システム管理・維持費などのコストも収益を圧迫し、厳しい経営環境が続いていた。