【ワシントン=渡辺浩生】米調査会社オートデータが3日発表した10月の米市場新車販売台数は、前年同期比横ばいの83万8052台だった。新車買い替え助成制度が8月末に終了した反動で22・7%減に落ち込んだ前月から12・3%増と回復の兆しが見えてきた。ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターがプラスに転じる一方、クライスラーが不振から抜け出せず、回復力に二極化の傾向も出てきた。
10月は買い替え助成制度のない中で各社の実力が試されたが、GMは前年同期期比5・6%増の17万6119台と昨年1月以来、21カ月ぶりのプラスに転じた。
フォードも2・8%増の13万2146台。対照的にクライスラーは30・4%減の6万5803台と大幅な落ち込みを続けた。
日本勢では、トヨタ自動車が前年同期から0・04%の微増となる15万2165台と小幅ながら2カ月ぶりにプラスに転じた。トヨタ部門は2・3%減だったが、高級車レクサス部門は19・8%増だった。ホンダは0・4%の微減で、日産自動車は5・6%増だった。