愛知県一宮市で昨年9月、金属加工会社経営、仲島孝治さん=当時(57)=がクレーンにつり下げられ殺害された事件で、殺人罪に問われたおいの会社役員、仲島弘将被告(33)の判決公判が4日、名古屋地裁一宮支部で開かれ、鬼頭清貴裁判長は懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。
判決によると、弘将被告は昨年9月1日夜、一宮市内の作業場で、仲島さんの頭などを鉄の棒で数回殴打。首にワイヤを巻き付けて天井に据え付けられたクレーンにつり下げ、窒息死させた。
検察側は「羽振りのよい生活を送っていた被害者に対するねたみや恨みによる犯行。鉄の棒で殴打した上、クレーンでつり下げてとどめを刺すなど残虐非道極まりない」と指摘。弁護側は「(被害者から)侮辱を受けたことがきっかけで、計画性もなく反省している」として情状酌量を求めていた。