金融商品の購入を顧客に持ちかけ、信用金庫から現金を引き出させて1200万円をだまし取っていたとして、兵庫県警捜査2課と明石署は4日、詐欺容疑で、同県明石市宮の上、日新信用金庫元副課長、杉内章吾容疑者(36)=懲戒解雇=を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、同信金の西明石支店で勤務していた平成17年3月31日、同市内の男性(81)に「国債の運用をしないか」と持ちかけて定期預金を解約させ、男性の払戻請求書を同信金に提出し、現金1200万円をだまし取ったとされる。
同信金などによると、杉内容疑者は13年5月〜今年4月、同様の手口で98人の顧客の定期預金を解約させ、約6億3千万円を詐取。別の顧客から預かった金で補填(ほてん)を繰り返しながら、このうち計6300万円を借金返済や生活費などとして使っていたという。