日本最大の「コリアタウン」といわれる大阪市生野区の3つの商店街が15日、初の合同イベントを開くことになった。在日コリアンらが店舗を連ねているが、これまでは各商店街が別々にイベントを開催。韓流ブームもあって全国的に有名になり、連携して取り組むことでさらに知名度アップを図るのがねらいで、今後は秋と春に定期的に開く予定にしている。
コリアタウンの商店街は、御幸通東商店街、御幸通中央商店街、御幸通商店街からなり、東西約500メートルにわたりキムチやチヂミなどを売る約120店がひしめく。かつては「朝鮮市場」といわれ、在日コリアンが顧客の中心だったが、ここ数年は韓流ブームなどで日本人にも浸透し、大阪のほか東京などからも多く訪れる観光スポットになった。
商店街側もPRに乗り出し、出店やライブなどイベントを開催しているが、まとまっての企画は行われていなかった。
そんな中、御幸通中央商店街が昨年11月「共生まつり」と銘打ってイベントを開催。商店街によると、「動けないほどの盛況ぶり」だったという。
これを機に、3商店街の会長が話し合い、合同イベントを開くことで合意。5月に予定していた第1回は、新型インフルエンザの流行で中止に追い込まれたが、今回「生野コリアタウン共生まつり2009」を計画した。
御幸通商店街の韓在男(ハンジエナム)会長は「コリアタウンの名前は知っていても、どこにあるか知らない人もいる。実際に足を運んでもらい、いっそうの飛躍のきっかけにしたい。将来的に年4回開催できれば」と意気込んでいる。
当日は午前11時から午後4時で、チマチョゴリ試着体験や韓流ファッションショー、伝統舞踊のステージや出店など多彩な催しが繰り広げられる。