■救助の潜水士たたえるメール続々
伊豆諸島の八丈島近海で起きた漁船「第1幸福丸」転覆事故で、乗組員3人を救助した第3管区海上保安本部(横浜)の潜水士6人をたたえるメールや電話が、海上保安庁や3管本部に相次いでいる。これまでに約40のメールや電話があり、海保は「救命活動に励む海保の潜水士をモデルにした映画『海猿(うみざる)』の影響で注目されており、任務の励みになる」と驚いている。
3管本部などによると、救助された乗組員3人が家族と再会を果たした10月31日以降、激励メッセージが次々と寄せられた。
「『海猿』は映画の中だけでなく本当にいるんだ。感動した」「困難な状況でよく救助した」↓ 国内だけでなく米国在住の邦人からも「潜水士は3人の命を救うことで、家族の心も救った」とのメールが届いた。
「応援してもらえてうれしい。将来は潜水士の最高峰『特殊救難隊』を目指したい」。3人を救助した小山裕介潜水士(26)は胸を張る。
3管本部の宮野直昭警備救難部長は「潜水士の士気が高まるが、船長が死亡し、漁船の乗組員4人も不明のままでは手放しで喜べない」と話した。