京都府宇治市の草むらで10月、兵庫県姫路市の職業不詳、田口敏則さん(52)の遺体が見つかった事件で、京都府警宇治署捜査本部は6日、死体遺棄容疑で住居不定、無職、広野芳宏被告(23)=道交法違反罪で起訴=を逮捕した。捜査本部によると、「やっていません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は10月15日夜から16日午前7時前にかけ、田口さんの遺体を車で運び、宇治市内の草むらに遺棄したとしている。遺体は16日朝に通行人が発見。首の骨を折られたことによる窒息死だった。
捜査関係者によると、広野容疑者らは15日午前中に姫路市内でレンタカーを借りた。その後、京都まで一緒に乗ってきたとみられ、同日夜に京都市内で2人でいるところを目撃されていた。
広野容疑者は今年9月ごろから田口さんと同居していたが、田口さんは複数回にわたり、「同居の男から暴行を受けている」などと姫路署に相談していたという。
広野容疑者は無免許で車を運転したとして10月19日に道交法違反容疑で宇治署に逮捕され、この車内から田口さんの血痕が確認された。