薬師寺(奈良市)で7日、山田法胤管主(68)の晋山(しんざん)奉告法要(就任報告式)が営まれた。山田管主は3千人を超す参列者を前に、約10年がかりの大事業となる東塔(国宝)の解体修理や伽藍(がらん)復興への取り組みを誓った。
この日午前10時過ぎ、山田管主ら僧侶らの行列が大講堂前に到着すると、オーケストラや合唱団が奉納演奏。薬師寺僧侶らによって法要が営まれ、山田管主は東塔解体修理や伽藍復興への決意を示す表白(ひょうびゃく)を読み上げた。この後、大野玄妙・法隆寺管長が慶讃文を読み上げ、読経が続いた。
山田管主は昭和31年に薬師寺に入り、執事長や副住職などを歴任。ユーモアに満ちた法話などで知られている。今年8月に薬師寺管主と法相宗管長に就任した。