破産手続き中の商工ローン大手「SFCG」(旧商工ファンド、東京)の第1回債権者集会が28日、東京都内で開かれた。破産管財人の瀬戸英雄弁護士は同社が昨秋以降、親族会社に支払っていた大島健伸元会長(61)の自宅(東京都渋谷区)家賃と大島氏の給料の増額分計約3億3千万円について、大島氏側から返還を受けたことを明らかにした。返還は8〜9月。
同社は昨年9月から破綻(はたん)直前の今年1月まで、大島氏の自宅を管理する不動産管理会社に対し、月額1525万円の家賃を3150万円に増額して負担。昨年8月以降、月額2千万円だった大島氏の役員報酬も9700万円に増額していた。
一連の資産流出をめぐっては、警視庁捜査2課が民事再生法違反(詐欺再生)などの疑いがあるとみて、同社元幹部から事情聴取するなど捜査を進めている。