バスに乗ると東京の空が見える−。東京都心で屋根なしオープンバスによる観光路線が増えている。これまでとはひと味違う視点で都心を楽しめるのが魅力だ。
▼“屋根なし”対決
はとバス(大田区)は11月から屋根のない2階建てバス「オー・ソラ・ミオ」を運行する。定員42人で、第4火曜をのぞく毎日3便。昼コース(2千円)は東京駅前発着で新宿、六本木などを回り東京タワーを展望。夜コース(2500円)はお台場を散策し東京タワーやレインボーブリッジ、銀座の夜景を楽しむ。1、2月は週2便。
東京観光約100コースの路線には車窓の眺めが抜群な2階建てバスで回るコースもあったが、オープンバスでは「今までにない視界が広がる。これからは都内も紅葉の季節。風もいい」(同社広報室)。
一方、日の丸自動車興業(文京区)は平成16年から募集型企画旅行の形式で、屋根なし2階建てバス「スカイバス東京」を運行。今年、路線バスの一種である定期観光バスの認可を得た。50分1500円。東京駅前から毎日9便運行の手軽さが受けている。
10月10日から東京タワー・レインボーブリッジコース(1700円)、お台場夜景コース(2千円)の運行も始め、同社は「スカイバスならでは景色が楽しめるコースで、お客さまの要望も多かった」という。
▼高層ビル真下から
観光だけではない。新宿区が9月下旬から運行している循環型バス「新宿WEバス」は屋根の大きな天窓が自慢。JR新宿駅の東西を結び、歌舞伎町や都庁周辺など10カ所の停留所がある。開放的な天窓から超高層ビル群を真下から見上げる。運賃100円。