インターネット証券大手のマネックスグループと信販大手のオリックスは28日、それぞれが傘下に持つネット証券3位のマネックス証券と7位のオリックス証券を来年1月に経営統合させると発表した。マネックスグループがオリックス証券を買収、5月をめどにマネックス証券と合併させる。合併後の営業収益(平成21年3月期ベース)は約318億円で、業界最大手のSBI証券(475億円)に次ぐ業界第2位となる。証券口座数は約130万口座、預かり資産は約2兆1千億円になる見通し。
東証1部上場企業のマネックスグループが新株を発行し、来年1月にオリックスが所有するオリックス証券の発行済み全株式と交換して完全子会社化する。一方、オリックス本体はマネックス株の22・5%を保有する筆頭株主となる。
合併後はシステム関連費用などのコストが2割程度削減できるという。記者会見したマネックスの松本大社長は「中国など海外進出も含め、質、規模とも日本一のネット証券を目指す」と強調。オリックスの梁瀬行雄社長は「市況を考えると、自力拡大よりも提携が賢明と判断した」と述べた。