江戸時代の伝統野菜による地域おこしを進めている小金井市で、「江戸東京野菜」を使った創作料理のコンテストが開かれる。企画したのは、同市内にキャンパスのある東京農工大、法政大、亜細亜大、東京学芸大の学生たち約10人のサークル。認知度の低い伝統野菜の普及の契機にすることで、地元活性化に貢献したいという。
小金井市は、昭和40年代ごろまでに食卓から消えた江戸近郊の伝統野菜を市内の農家で栽培してもらい、調理法を広く紹介するなど、「江戸東京野菜のまち」をキャッチフレーズに活性化事業を進めている。
企画した学生たちは昨年11月、「食」をテーマにした地域貢献活動を目的にサークル「いがねこ(井金小)」を発足。「小金井をひっくり返すような活動をしたい」というネーミングで、第1弾としてコンテストを企画した。
対象食材は、「亀戸大根」「大蔵大根」「金町こかぶ」「東京長かぶ」「伝統小松菜」「しんとり菜」の6種で、JAむさし小金井経済センター(小金井市本町)で購入できる。
このうち1種以上を使った未発表の料理が条件で、料理部門とスイーツ部門があり、書類審査を経て12月6日に本審査が行われ、入賞レシピは「江戸東京野菜レシピ集」にまとめて無料配布されるという。
「いがねこ」メンバーの法政大4年、山中元さん(24)は「江戸東京野菜はしっかりした味が特徴で、品種改良される前の本物の野菜という感じです。地域と一体になって活動する機会を持ちたいと考えて企画しました」と話す。応募は11月20日必着で、郵送かメールで受け付ける。応募方法の詳細は「いがねこ」事務局の山中さん(TEL090・6197・0189)。