国内のファミリーレストランの先駆けとして39年前に登場した「すかいらーく」は29日、営業最終日を迎えた。最後に残った川口新郷店(埼玉県川口市)は、閉店予定時間の午後10時を過ぎても名残を惜しむ来店者でにぎわい、30日午前0時ごろ、営業を終了した。
運営主体のすかいらーく(東京都武蔵野市)は経営再建に取り組んでおり、昨年から進めてきた低価格ファミレス「ガスト」などへの業態転換が終了する。今後、すかいらーくは社名として残る。同店は和風レストラン「おはしカフェガスト」に改装し、11月10日にオープンする。
すかいらーくは昭和45年に日本初のファミレスとして東京都府中市内に第1号店をオープン。郊外を中心に続々と店舗を出店し、日本のファミレスの礎を築いた。ピーク時には店舗数は720店舗に達した。
だが、バブル崩壊もあって業績が低迷。新業態として「ガスト」などを開発し、「すかいらーく」の店舗を次々と転換させていた。