パナソニックは2日、2010年2月にカナダ・バンクーバーで開催される冬季五輪に、冬季五輪として過去最大規模(金額ベース)の機器を納入する、と発表した。前回のトリノ五輪の約1・5倍にあたるという。100%ハイビジョン対応など新システムの放送機器などの納入を進め、技術・製品のブランド価値向上を狙う。
納入する機器は、開閉会式の会場に設置する省エネ性に優れるLED(発光ダイオード)を使った大型映像表示装置や、フィギュアスケート会場をはじめ17会場に設置する音響機器など。高性能化を進めた結果、数量はトリノ冬季五輪を下回るものの金額ベースで過去最大になるという。
また、会場内にフルハイビジョン画像や、3次元(3D)映像を体感できる専用施設を設置。より見た目に近い迫力のある映像を楽しめる3Dで、各種目のハイライト映像を上映する。画面サイズ50型の家庭用3Dテレビも展示し、臨場感がある映像の魅力を訴える計画だ。
パナソニックは日本企業で唯一の国際オリンピック委員会(IOC)公認のTOPスポンサー。五輪のマークやマスコットを使用することができ、機器などの納入交渉権を持っている。