東京、ソウルなどアジアの主要11都市が共通課題に取り組む国際会議「アジア大都市ネットワーク21」(ANMC21)の第8回総会が2日、タイの首都バンコクで開幕した。石原慎太郎都知事は、地球温暖化問題など環境危機を訴え、アジアが連携してこの問題の解決に臨むべきとの姿勢を強調した。
石原知事は1日に現地入り。開会後にはあいさつに立ち、冒頭、2016年夏季五輪招致に関して、昨年の総会で支援を表明していた参加各都市に対して謝意を表した。その後、地球温暖化や異常気象、金融危機などの諸問題に言及。「あらゆる問題の危機感を共有して、アジアが力や知恵を出して協力することが、世界に大きな意味がある」と述べた。
この後、政策対話「持続可能な観光政策」に加え、日本だけでなく、アジア各都市でも感染者が急増している新型インフルエンザについて特別報告が行われた。予防接種やタミフルの備蓄状況などについて活発な意見が交わされ、各都市間での連携強化を確認した。
次回の総会開催地は東京で、最終日となる3日は参加都市によるバンコク宣言が採択される。