在京民放キー局5社の平成21年9月中間連結決算が5日、出そろった。景気低迷に伴う広告収入の減少などが響き、いずれも減収。TBSホールディングス(HD)は12年の中間決算公表開始以来、初の最終赤字に陥った。
各社とも自動車や化粧品業界などからの広告出稿が鈍く、昨年同時期にあった北京五輪のような広告収入増につながる大型イベントもなかったため、日本テレビなど3社が2ケタ減収。フジ・メディア・ホールディングス(HD)は、通販会社の買収などにより売上高は微減にとどまった。
日本テレビとテレビ東京は、番組制作費削減や広告代理店への手数料支払い減少などで営業増益。TBSHDは映画「おくりびと」がヒットした映像・文化事業や「赤坂サカス」などの不動産事業が堅調だったが、視聴率低迷などで9千万円の最終赤字となった。同社は通期見通しも29億円の最終赤字。