米国の著名投資家、ジム・ロジャーズ氏は5日、東京都内で産経新聞とのインタビューに応じ、民主党政権が米国よりもアジアとの関係を重視する政策を進めれば、外国為替相場でドル安・円高が進むとの見通しを示した。また、世界的にインフレ局面に入るとも予想し、米国債を近く売却する意向も明らかにした。
ロジャーズ氏は、低迷が続く金融市場について「まだ問題は解決していないが、今後1〜2年でほぼ良い方向に向かっていくだろう」との認識を示した。一方で、長年の低迷から高騰に転じた穀物や高値更新が続く金などの商品市況はさらに上昇すると分析。ロジャース氏自身の今後の投資対象も「基本的には商品先物だ」と述べた。
ロジャーズ氏は1970年代、ジョージ・ソロス氏とともに伝説的な高収益ヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を設立したことで知られる。