警察庁の安藤隆春長官は6日、東京都千代田区の日本記者クラブで講演し、「日本を舞台にした犯罪のグローバル化が進んでいる」と指摘。将来的に、欧州連合(EU)加盟各国が情報交換などのため、1994年に設置した欧州刑事警察機構(ユーロポール)を例に挙げ、「東アジアでも同様の組織を設置する必要がある」と述べた。
安藤長官は、犯罪のグローバル化に対応するため、日本警察として東アジア刑事警察機構の創設や諸対策について「国際社会に向け、従来以上に積極的なイニシアチブを発揮する」との考えを示した。
また、埼玉や鳥取で相次いでいる連続不審死事件について、「死因究明のための資機材、人員などの態勢整備に加え、今回の一連の事件の捜査結果からも今後、教訓を得ていきたい」と述べた。