自民党は6日の参院予算委員会で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書をめぐる不明朗会計問題を徹底追及。小沢氏、公設秘書の大久保隆規被告らの参考人招致と「政治とカネ」をめぐる集中審議を求めた。
自民党の西田昌司参院議員は、陸山会が平成16年に約3億4千万円で土地を購入したが、16年の報告書には記載せず、土地の所有権を移転登記した17年の報告書に計上した問題について鳩山由紀夫首相に見解をただした。首相は「事実を承知していないので、小沢事務所に聞いてほしい」と述べただけだった。
また、西田氏は首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書虚偽記載問題も取り上げ、「首相には監督責任はないのか。鳩山内閣が吹っ飛ぶ問題だ」と批判。首相は「元秘書がこのようなことを起こしたのは青天の霹靂(へきれき)だった。怒りに震えた」と釈明したが、事実関係については「司法の判断を待ちたい」と重ねて明言を避けた。西田氏が「元秘書に事実確認しないのか」とただすと、首相は「何度もそのような衝動に駆られたが、口裏合わせと疑われる可能性があるので連絡を絶っている」と説明した。