埼玉県警に詐欺容疑で逮捕された無職の女(34)=東京都豊島区=の知人男性が相次いで不審死している事件で、女が詐欺容疑で逮捕される直前まで一緒に住んでいた千葉県内の男性宅の火災報知機がすべて撤去されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。相次いで不審死した男性たちが、火事や練炭燃焼による一酸化炭素中毒が原因で死亡しているため、県警は千葉の男性宅から火災報知機が撤去されていたことについても関連を調べている。
女は9月上旬に県警から任意同行を求められた後、東京都豊島区の自宅からインターネットの結婚紹介サイトで知りあった千葉県内の男性宅へ引っ越し、同月25日に詐欺容疑で逮捕される直前まで男性と同居。
捜査関係者によると、県警が11月3日、男性宅を調べたところ、火災報知機が取り外されていたことが判明。県警は女の荷物を押収する一方、女が火災報知機がなくなっていた事情を知っているとみて調べている。
女をめぐっては、埼玉県富士見市の駐車場で8月6日、交際していた東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=の遺体が練炭の燃えかすとともにレンタカー内で見つかっている。5月中旬には、訪問ヘルパー先の千葉県野田市の無職、安藤建三さん=当時(80)=宅が火事になり、焼け跡から安藤さんの遺体と燃えた練炭が見つかっていた。