この秋訪れたい、癒しの高級温泉旅館(後編)
2009年9月18日(金)20時12分配信 ゆかしメディア
-PR-
栃木県那須温泉郷の奥地にある、創業から200年以上の大丸温泉旅館。立地に反し、快適でモダンな客室と行き届いたサービスで、女性に人気が高い宿です。この宿のユニークな点は、旅館の隣に流れる湯の川が、そのまま露天風呂として利用されていること。自家源泉が裏山にあり、そこから湧いた湯の川「白土川」を上流から3つに区切った天然の湯船が、大野天風呂「川の湯」になっています。
湯は、最上流にある女性専用露天風呂「山ゆりの湯」から各露天を通って一番下の湯船まで辿り着き、その後また川と一体化して流れていきます。お湯は一瞬しか湯船に止まらないため、とても新鮮。湯船の底は川底の砂利をそのまま利用しているので、まるで本当の川に入っているような気分になります。泉質は単純泉で無色透明、さらさらした感触の肌に優しい上品な湯です。その泉質の良さから、この湯は10キロ離れた那須御用邸にも引湯されています。
夕食はお食事処でいただく、地のもの・旬のものを厳選した、素朴で繊細な料理。お酒は焼酎が種類豊富にあり、温泉割りにして飲むこともできます。
近年一部の客室がリニューアルされ、寝室にベッド、足湯ルーム付きの特別室もできました。大切な人とゆっくり滞在したい時にはおすすめです。
大丸温泉旅館(おおまるおんせんりょかん)
住所:栃木県那須郡那須町大字湯本269
電話:0287-76-3050
■2色の湯が楽しめる泉質自慢の宿―「妙乃湯」
秋田県乳頭温泉郷にあって、秘湯の素朴さを残しつつ現代的なセンスで女性に人気の宿が「妙乃湯」です。ロビーは茶と白を基調とした和モダンな雰囲気。館内の至るところにアンティーク家具や調度品、生花が置いてあり、繊細な心遣いを感じます。客室はシンプルでテレビはなく、窓側には昔懐かしいロッキングチェアが。
浴室は男女入れ替え制の内湯と、内湯から続く混浴露天風呂があります。内湯は岩風呂、寝湯、独立シャワー室など多くの湯船があり、混浴露天風呂へ続く道の途中には半露天の貸切風呂もあります。源泉は濃い茶褐色をしたカルシウム−ナトリウム硫酸塩泉の「金の湯」と、単純泉の「銀の湯」の2種類。一番眺めが素晴らしいのは、金の湯がかけ流しにされている「妙見の湯」です。冬季は、雪がシンシンと降り積もった深夜の雪見露天が最高です。
女性にとって嬉しいのは、乳頭温泉郷の鄙びた雰囲気を味わいつつ、快適にお洒落な空間で過ごせること。部屋、浴室、料理、接客の全てが洗練されているため、秘湯に行きたいけど設備が整っているところでないと…という方にはぴったりです。
妙乃湯(たえのゆ)
住所:秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-1
電話:0187-46-2740
■別荘オーナーも足を運ぶ料理自慢の宿―「たてしな藍」
長野県蓼科高原にある、純和風の高原の宿「たてしな藍」。藍染と懐石料理が自慢の宿です。玄関を入ると、そこはお香の香りがほのかに漂う風雅な空間。館内の至るところに、例えば客室では布団、浴衣、コタツ掛け、スリッパなどに藍染が使われています。敷地内には本格的な藍染工房もあるので、希望すれば宿泊者はハンカチなど自分の好みのものを選んで藍染に挑戦することができます。
浴室は男女とも内湯から露天風呂に出られる造り。貸切露天風呂は岩風呂の「山高の湯」と檜風呂の「水長の湯」の2つ。2人で入るには充分な広さで、四季折々の自然が美しい庭園を見ながら入浴が楽しめます。
客室はスタンダード和室、スタンダード和洋室のほかに、2008年には露天風呂付き客室がリニューアル。Dタイプは、10畳の和室にベッドルームとダイニングルームが備わった、お洒落な和モダンの部屋。夕食は客室に運ばれるので、プライベートな空間でゆったりと食事することができます。
食事処「山味庵」では、宿自慢の地元産の山菜や高原野菜を取り入れた山味懐石料理を提供。この宿の料理は大変評判が高く、夕食のみの利用もできるので、近くの別荘のオーナーたちも頻繁に食事に訪れます。
藍染めと懐石料理の宿 たてしな藍(たてしなあい)
住所:長野県茅野市蓼科中央高原横谷峡口
電話:0266-67-5030
■竹久夢二や孫文が滞在した歴史の宿―「三河屋旅館」
明治16年の創業から百年以上の歴史がある、静岡県小涌谷温泉の三河屋旅館。箱根山の中央に位置しているため客室からの眺望が抜群です。2万坪の広大な庭園「蓬莱園」を所有していて、春夏秋冬の自然をお部屋から楽しむことができます。
客室は竹久夢二や中国近代化の祖・孫文が滞在したことで知られる「松竹館」やリニューアルされた「霞館」、大正時代の「九重荘」など多彩な部屋があります。離れの「鳳來別亭」4棟のうち2棟は、プライベートガーデン露天風呂と檜の内風呂が付いたもの。開放的な露天風呂で、森林浴を静かに味わうことができます。芸能人がお忍びで滞在することもあるという、プライバシーが守られたラグジュアリーな空間です。この他、霞館にはベッドルームがある和モダンなスイートや、露天風呂付き客室もあります。
温泉は、創業時から受け継ぐ5本の自家源泉。露天風呂はもちろん、見逃さないで入りたいのは唐傘天井の内湯「明治風呂」。湯船は小さいですが、明治時代を想わせるレトロな雰囲気が素敵です。館内にはエステルームもあり、上質なアロマオイルを使ったトリートメントを受けることができます。
三河屋旅館(みかわやりょかん)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷503
電話:0460-82-2231
■文豪気分で滞在するレトロ旅館―「落合楼村上」
明治時代に創業し、島崎藤村や田山花袋、北原白秋など多くの文人が訪れた、静岡県湯ヶ島の「落合楼」。昭和8年に建築された玄関棟は、文化庁の登録有形文化財に指定されています。平成14年に先代から、名門旅館を経営してきた現オーナーが引継ぎ、「落合楼村上」として再スタートしました。伝統を守りつつ現代的に美しく改装し、今再び注目を集めている旅館です。
玄関の堂々たる構えを入ると、焚きしめられたお香に全身を包まれます。建物の木材の芯まで染み込んでいきそうな、上品で濃厚な香り。館内を歩いて目にとまるのは、ステンドグラス、シンメトリーなガラスの組子、透かし彫りが施された欄間や、磨ガラス。明治時代を感じさせるレトロな照明。浴室は露天風呂の「天狗の湯」、貸切露天風呂、レトロモダンタイル風呂、1人用の檜風呂などがあり、どれに入るか迷ってしまいそう。浴室のモザイクタイルも美しく、まるで館内の全てが文化財のように感じてしまいます。
文豪気分に浸れる書斎や、薪ストーブが焚かれたラウンジなど、今ではあまり目にしない場所もあります。本物のレトロを味わいたい若い女性や、文学作品好きな人にはたまらない高級温泉旅館です。約40分の館内の文化財ツアーも開催されています。
落合楼村上(おちあいろうむらかみ)
住所:静岡県伊豆市湯ヶ島1887-1
電話:0558-85-0014
■離れ家8室、海を一望のアジアンリゾート―「無雙庵 枇杷」
土肥温泉の賑やかさから少し離れた、小高い山の中腹にある「無雙庵 枇杷」。玄関の扉は伊豆の豪農の蔵戸に使用されていた趣あるもの。またフロントがある母屋は、古民家の良質な部材を用いて建造され、昔懐かしいあたたかな雰囲気があります。
独立した離れ家8室は、平屋建てと2階建ての2タイプ。全室専用露天風呂付きで、茜、潮、橙など周囲の山野に自生する風景・風物からその名が付けられています。8つの異なるテーマを持ち、壁の色から家具、インテリアに至るまで一つとして同じものはありません。客室の露天風呂とテラスからは、土肥の入り江と駿河の海を一望。また、旅館内で最も見晴らしの良い高台には貸切露天風呂が2つがあり、海と空のパノラマを独り占めしながら入浴できます。
女性に人気のエステは専属セラピストによるもので、木漏れ日のテラスか室内で施術を受けられます。夕食は、海が美しく見える個室でいただく、月替わりの創作懐石。食材には地元の野菜や海の恵みを盛り込み、土肥らしさを表現しています。
古民家の温かさとアジアンリゾートのリラックス感を併せ持ち、疲れた心と体をほっこり癒してくれる宿です。
無雙庵 枇杷(むそうあん びわ)
住所:静岡県伊豆市土肥259-1
電話:0558-97-3123
今回は、秘境に包まれたリゾート、那須御用邸の湯、現地の別荘オーナーが足を運ぶ料理、文豪気分を満喫できるレトロ旅館など、様々な魅力あふれる高級温泉旅館をご紹介してみました。この秋、あなたも大切な人を誘って、日々の疲れを開放しに温泉旅館を訪れてみてはいかがでしょうか?
■YUCASEE(ゆかしメディア)で人気の記事
1.経営者の心得(飯島元首相秘書官)
2.本田健が見た富裕層になれる人・なれない
3.社民・福島瑞穂氏は預金1億円の富裕層