梨花に学ぶ“マイペース婚”の幸せ
2009年11月5日(木)10時0分配信 All About
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■梨花に学ぶ適齢期の見分け方
20代、30代女性のカリスマ、梨花がとうとう結婚! しかも相手は長年付き合って一度は別れた彼との復活婚だという。世間的に祝福ムードなのはもちろん、個人的にも同世代としてとても好感をもった。
それは、梨花の結婚が“マイペース婚”だから。マイペース婚とは世間体や親に流されない、自分の生まれ持った性質や人生に素直にそった結婚のこと。
まずは、時期。30代の未婚率は4割で、結婚の時期も形も多様化している時代。適齢期という言葉はほとんど死語だし、人それぞれの適齢期というものがあるもの。梨花にとって、36歳での結婚は、まさにジャストだったんじゃないかと思う。
その人にとっての適齢期を決めるもの。それは、自己実現欲求や恋愛欲求、そして、人生の目標の置き方だ。
梨花は、仕事も恋もあまたの波を乗り越えてきた。JJモデルとして一時代を築いた後に、一度は落ち込みながらも、30過ぎてバラエティタレントとして大ブレイクして好感度が急上昇。
その後は、彼女にとっていちばんの原点であろう“モデル”の仕事を再びメインに。その活動は、今も進行形でどんどん深化しているし、35歳を超えたあたりから、世間の評価を得るよりも、「自分の信念に基づいて仕事をしている」「わが道を行く」姿勢がはっきりと感じ取れる。
■あの恋があったから今の自分がいる
恋愛もそう。20代の梨花は、筋金入りの恋愛体質だった。Jリーガー、お笑い芸人、俳優……etc さまざまな人との恋の噂が出続けて、「恋多き女」、時には「サゲマン」なんて呼ばれたりもした。人気者とばかり付き合っていたものだから、嫉妬もたぶんに入ってものすごく叩かれていた時期もあったと記憶している。
でも、それは梨花がもっている強力な魅力と、恋を求める欲望の深さゆえの運命であり、通るべき道だったのだと思う。波乱万丈、悲喜こもごもの恋愛のすべてがあったからこそ、今のみんなに愛される30女の梨花はある。‘03年に、梨花自身が自らの恋愛経験を記した「Love Body」を読んで実感した。
もっとも世間を騒がせた“Jリーガーとの恋”について、梨花は、「彼との恋がなんだったのか、その意味を私なりに理解するには、ずいぶんかかった」とつづっている。マスコミに叩かれ、「梨花」って何かのか、「梨花」としてどうして行くべきなのか、私自身について、この仕事について、ものすごく考えさせられた恋だったと。
そして、その苦しみを乗り越えた時に、「どんな恋でも、あの恋があって、今の私がある」と思える時は必ずくると言えるまでになった。その後の梨花の成長と躍進は言わずもがな。
■恋愛は、都合のいい居場所じゃない
そして、さまざまな恋を経て梨花は気づく。20代の頃、「恋愛、自分にとって都合のいい居場所だった」。人を愛するよりも、自分の居場所を得るためのエゴで恋をしていたということに。
本当は、自分の居場所は、探しに行くとかどこかにあるというものではなく。今までのことやこれからのことが積み重なっていった先に、ある時、「私の居場所はここだ」って気づく、確認するものかもしれないと。
自分の道を生きて、目の前にいる人を大切にした先に自然とできているのが”自分の居場所”なんだ。そう思えたからこそ、梨花は、今の彼と巡り合い、結婚につながるまでの恋愛を育めたんじゃないかと思う(ちなみに、この本が出た6年前は、ちょうど梨花が今の彼と付き合い始めて2年目にあたる)。
辛いことも楽しいことも含めて、自分の道をきちんと生きている上で巡り合った相手であり、結婚である(時期も形も)。だからこそ、同じ女として、同世代として大いに共感するし、好感を持つのだと思う。
■自分がしたいから結婚する!
梨花は、ブログで自らの結婚についてこんな風に報告している。
6年付き合った彼と一度別れたこと、バラエティの仕事をセーブしたことで自分と改めて向き合うとても大切な時間になった。結婚=女の幸せと短絡的に考えるのではなく、自分の人生、“何が大切でどうしていきたいのか”をしっかりと感じ取れたからこそ、結婚にいたったのだと。
自分にとって今がベストタイミングだったのだろうし、ベストな答えがたまたま結婚だったのだろうと思う。
梨花に限らず、華やかで自由で欲張りでエネルギッシュな現代女子は、往々にして婚期が遅い。それは、自分の人生を精一杯楽しんでいるからじゃないかと思う。
仕事での自己実現や成長を求めていたら、あっという間に30なんて過ぎちゃうし、オシャレも遊びも恋愛もさまざまな情報や方法が転がっていて、いろいろ試してみたい、飲み込んで、成長したいと多くの女子が思う。小さくまとまりたくないし、いろんなことを諦めたくないというのは自然な欲求だと思う。
婚活ブームで「結婚しなきゃ」と焦っている人がどんどん増えている。けれど、昔のように20代半ば以降は一刻も早く結婚して、子供を産み育てるのが当たり前。添い遂げるのが最高! みたいな価値観はもう崩れ去っている。
親に流されるのでもなく、社会の風潮に飲み込まれるのでもなく、自分がしたいから結婚するっていうのがいちばん幸せだし、カッコいいと思う。
いい結婚をするには、まずは、仕事も恋も含めて自分の人生を生きること。その過程に、ベストな結婚相手も自分の居場所もきっとあるはず。