カムイ伝 9年ぶりの新作
2009年9月5日(土)10時0分配信 ココログニュース
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白土三平の壮大な長編漫画『カムイ伝』シリーズの新作が、9年ぶりに発表される。組織を追われて“抜け忍”となったカムイを主人公にした『カムイ外伝』の新エピソードで、9月25日発売の『ビッグコミック』19号から3号連続で掲載予定だ。
『カムイ伝』は1964年に連載をスタートし、三部構成の第二部が終了した2000年以降は連載を休止。完結に向けた第三部は構想中だとか。『カムイ外伝』はその番外編として1965年から不定期に発表されてきた。今回の新作は、映画『カムイ外伝』が9月19日に公開されるのを機に、今年77歳の白土が「外伝の新エピソードならば」と執筆。カムイの幼なじみの女性、伊児奈(イコナ)と再び出会う様子が描かれるという。
『カムイ伝』が江戸時代の農民らの反権力闘争を描いた歴史大作ならば、『外伝』は忍術アクション中心の作品。逃亡を続ける主人公カムイの内面が強く描かれている。映画でカムイを演じた松山ケンイチは1年間のトレーニングを積んで撮影に臨み、“飯綱(いづな)落とし”など、昔からのファンには懐かしい必殺技を繰り出す。また、刺客ミクモに扮する芦名星は、美人女優のイメージを一新するボサボサ頭でスクリーンに登場。彼女とカムイとの死闘にも注目だ。
ちなみに、映画の原作となったエピソードを1冊にまとめた単行本『カムイ外伝 スルガの島』が8月末に発売。出演者インタビューや現場密着映像を収録した映画メイキングDVDも9月2日にリリースされている。
(えす)