松たか子に世界が共感!?
2009年9月22日(火)10時0分配信 ココログニュース
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9月7日に開催されたカナダ・モントリオール世界映画祭で、映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が最優秀監督賞を受賞。同映画祭では、昨年、『おくりびと』がグランプリを獲得したことに続く快挙となった。
10月10日公開の『ヴィヨンの妻』は、今年生誕100年を迎える太宰治の小説を映画化した作品。昭和20年代を舞台に、才能はあるが放蕩ざんまいの小説家の夫と、そんな夫を包み込む妻を描いた物語だ。夫婦を演じたのは浅野忠信と松たか子。モントリオールでは、松が扮する耐え忍ぶヒロインへの共感の声が多く、根岸監督は「迷いながらも生きる人間の強さを、世界中の女性が受け止めてくれたんだと思う」と語っている。9月16日には都内で完成披露試写会が行われ、松はしっとりとした藤色の着物姿で登場。「色っぽい」と監督から称賛されて照れながらも、ぜひヴィヨンの世界を感じてほしいとアピールした。
来年の米アカデミー賞最優秀外国語映画部門の日本代表には、犯罪容疑者の家族を守る刑事が主人公の社会派作品『誰も守ってくれない』が決定。来年1月に発表されるノミネート5作品入りを目指す。佐藤浩市主演の本作は、昨年のモントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞を受賞。アカデミー賞の前哨戦とも言われるサンタバーバラ国際映画祭では、“容疑者の妹”の中学生を繊細に演じた志田未来が絶賛された。すでに海外での評価が高い本作に期待したい。
オスカーを獲得した『おくりびと』は、東京の映画館で1年間のロングラン上映を達成。作品は来年5月に舞台化されることが決まり、映画で本木雅弘と広末涼子が演じた夫婦役には、中村勘太郎と田中麗奈がキャスティングされている。
(海)