奥祖谷、高低差390mの斜面集落
2009年9月14日(月)11時0分配信 デイリーポータルZ
祖谷にある山村集落が凄いらしい。落合という斜面集落は、集落内の高低差が390mもあるという。 [ 拡大 ]
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徳島県に祖谷という地域がある。そこは主に山と谷とで成るところで、平たく言えば、まぁ結構な山奥だ。平家の落人伝説が残ることでも知られている。
その祖谷にある山村集落が凄いらしい。何が凄いかと聞くと、立地が凄いのだと言う。何でも平地の無い祖谷では山の急斜面に家が建てられていて、特に落合という斜面集落は、集落内の高低差が390mもあるという。
意味が分からない。一つの集落の下から上までの高さが390m?東京タワーの高さでさえ333mだぞ。一体何だそれは。ええい、もう、気になるじゃないか。
奥祖谷の落合集落を目指す
気になる事はこの目で見ないと気がすまない。という訳で、高低差390mの斜面集落を目指し、祖谷へ行ってみる事にした。
冒頭でも述べたとおり、祖谷というところは山深い場所にあり、日本三大秘境の一つにも数えられている。ちなみに他の二つは、岐阜県の白川村と、宮崎県の椎葉村。白川村は白川郷として有名になったのでもはや秘境とは言えないかも知れないが、まぁいずれにしても、山の奥地ではある。
私が目指す落合集落は、秘境と言われる祖谷の中でも東の方面、奥祖谷などと呼ばれる地域にある。以前当サイトのライター萩原さんが、モノレール(→参照)や野猿(→参照)に乗った、その辺りだ。 ちなみに私は車の免許を持っていない。ではどうやってそんな奥地にまで行くのかと言うと、なんと路線バスがある。徳島県西部の阿波池田から、落合集落の少し先にある久保まで、一日に数本バスが出ているのだ。
いやはや、奥祖谷にまでバスが通っているとは、日本の公共交通網の優秀さにはまっこと恐れ入る。