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GWで大混雑!若者に人気の“イケメン仏像”阿修羅とは

2009年5月6日(水)10時51分配信 東京ウォーカー

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“イケメン仏像”こと「国宝 阿修羅立像」(奈良・興福寺蔵) [ 拡大 ]

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この春、上野に現れたある仏像が話題を呼んでいる。それが6/7(日)まで東京国立博物館で開催中の「国宝 阿修羅展」の目玉「阿修羅立像」(奈良・興福寺蔵)だ。5/5現在で38万人を超える来場者数を誇り、中高年はもちろん若者の姿が多数見受けられるという。その人気の理由を探りに記者は東京国立博物館に足を運んだ。

他の写真も見る: 阿修羅像を360度で拝めるめったにないチャンス!【「国宝 阿修羅立像」(奈良・興福寺蔵)】

「阿修羅は“アスラ”という古代インドの神様が仏教に溶け込む中で生まれた“戦いの神様”です。本来は出自から恐ろしい表情をした像が多いのですが、興福寺の“阿修羅像”だけは若い美少年で、物憂げな表情をしているんです。この点が魅力となり、見る人によって様々な印象を与えるんでしょうね」(東京国立博物館・広報)。

この日千葉から友人と共に来たという20歳の女子大生は、「阿修羅像はイケメンで格好良い!大学の男子なんか目じゃないくらい(笑)」と語る。確かに小顔の整った顔立ちと8頭身の細身のプロポーションは、いかにも現代的な“イケメン”だ。

ではなぜ興福寺の阿修羅像は、このような“今風の顔立ち”になったのだろう?

「興福寺の阿修羅像は『金光明最勝王経』という奈良時代の光明皇后が信仰していた経典を基に作られました。そこに記された“懺悔の教え”が立像製作に影響を与え、“心の葛藤”を表現した人間に近い顔立ちになったと考えられています」(東京国立博物館・広報)。

約1300年の時を越えた今もなお、人々の心を魅了する阿修羅像。東京にやってくるのは、1952年の日本橋三越での展示以来、約半世紀ぶりのことだという。今回は360度から阿修羅像を眺めることができる、一生に1度のチャンス。なにしろ興福寺へ行っても、阿修羅像の背中や横顔をみることはできないのだ!

「みうらじゅんの影響を受けて、仏像が好きになった。周りにも、仏像好きが多い」と語る20代の男性もいたように、若者の間でも1つの“マイブーム”として受け入れられつつある仏像。この日も朝の開館時間に約1000人が訪れ、常に30〜40分待ちの状態が続いた。

それでも、夕方になれば比較的落ち着いて見られるようになるらしい。国宝の“イケメン仏像”を、間近でじっくりと見る機会をぜひものにして欲しい!【東京ウォーカー/中道圭吾】

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