女子校と男性教師
2008年4月10日(木)0時0分配信 AERA
掲載: AERA 2008年4月14日号
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遅刻も携帯からメール
こんなメールのやり取りを知ったA子の友人が見かねて、教師にメールで抗議した。A子にはナイショで。
「先生結婚してるのに、なんで勘違いをするようなことするんですか。A子は本気ですよ」
すると教師は、
「気があってやってるわけじゃないよ。恐いな」
それからは教師からのメールのレスは減ったが、思いが募ったA子は、卒業式の日に告白。教師には断られたが、約束だからと、卒業後に一度だけ教師の運転で食事に行ったという。相談にのっていたA子の友人は言う。
「先生と生徒でも、携帯メールなら罪悪感なく大胆な会話ができてしまう。メールは普段の連絡でも便利なので、学校の規則上は禁止されていても、この体育の先生に限らず、アドレス交換していることは多い」
女子校という女性だけの特殊な空間にいる、女子生徒と男性教師の関係は難しい。「教える・教わる」という関係を超えて、恋愛感情や恋愛ごっこへ踏み込みがちだ。
それを最も助長しているのが、携帯メールだ。
「個人的に会話ができるし親密度が増すので、携帯で連絡を取ることが生徒の心のケアに繋がり、必要な場合もある。でもよほど限定的にしないと、お互いプライベートで見境なく連絡することに繋がってしまう」(現役ベテラン女子校教師)
しかし実際には、取材したすべての学校が校内での携帯所持を禁止、または使用禁止にもかかわらず、教師と生徒の関係に携帯が入り込んでいた。
今回の取材で、45人の女子高生に学校の教師と携帯メールでやり取りをしているかを聞いたところ、53%にあたる24人が担任や教科担任、部活の顧問などとやり取りしていると答えた。
「テストに出るからここ勉強しとけ、とかメールでアドバイスをもらった」(高校1年)
「明日弁当いるかとか、集合時間何時かとか、気づいたら夜中2時でもメールする。『先生だって眠いんだぞ』と文句言われるけど」(高校3年)
「遅刻しそうになると通学路からメール。先生からも『罰としてアイス買ってこいよ』と、そんな感じ」(高校3年)
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