和風の1泊6万8250円
酒井法子が逃避「癒やしの病室」
(AERA 2009年10月5日号掲載) 2009年10月2日(金)配信
大粒の涙を流した謝罪会見後に向かったのは、都内のある特別病棟だった。
和風の「癒やし空間」で、薬物中毒という病を治すことはできたのか。
マンションにたとえるなら、「2K・バストイレ付き」といったところだろうか。
メーンの部屋は10畳ほどの広さ。高層ビルに面した窓にはカーテンではなく障子がはめ込まれており、和室の雰囲気だ。
中央に置かれたベッドは、普通の病室と同じシルバーのシングルサイズ。部屋の広さからは小さく感じられる。
室内には大画面の薄型テレビがあり、患者は寝ながら、足元のテレビを見られるようになっている。背もたれが高めのソファも置かれていて、見舞客がゆったり腰掛けることができる。トイレと浴槽は、まるでビジネスホテルのようだ。
その3分の1ほどの広さの別室にも、ソファが置かれている。奥には流し台があり、冷蔵庫と電子レンジが完備されている。付き添いの人が待機したり、外から持ち込んだ弁当などを温めたりすることもできる。
その部屋には勝手口のような扉がついている。患者本人に気づかれることなく、警備関係者が出入りできるようになっているのかもしれない──。
保釈保証金500万円を納付し、9月17日夕方、東京都江東区にある警視庁東京湾岸署の正面口に姿を現した酒井法子(本名・高相法子)被告(38)。2時間後には、所属していた事務所の相澤正久副社長(事件を受け社長から降格)らの同席のもと、千代田区内で謝罪会見を行った。集まった報道陣は500人以上。
「もう一度生まれ変わった気持ちで、心を入れ替え、日々努力していきたく思っております」
などと涙ながらに語ったが、記者からの質問は一切受けず、わずか10分で切り上げた。
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