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「創価学会・公明党」に衝撃 矢野絢也氏に「叙勲」の動き
(週刊文春 2009年10月1日号掲載) 2009年9月28日(月)配信
衆院選の小選挙区で全敗し、自民党より深刻な「解党的出直し」を迫られている公明党。選挙後、自公連立時代の評価を巡って、新旧執行部間の内輪もめまでさらけ出したが、さらに新たな試練が迫っている。あろうことか、支持母体の創価学会が「仏敵」と攻撃してきた矢野絢也元委員長への叙勲を、民主党の有力議員が、内閣府に働きかけているのだ。
勲章について、公明党には苦い前例がある。矢野氏の前任の公明党委員長だった竹入義勝氏とのいきさつだ。
草創期の公明党で二十年近くトップを務めた竹入氏は政界引退後、数年間は沈黙を守っていたが、一九九六年に勲一等旭日大綬章を受章したのを機に、朝日新聞で回顧録を連載。公明党と創価学会の政教一致の実態を赤裸々に暴露した。
以来十年間、創価学会機関紙「聖教新聞」は、竹入氏を「党の金を横領して妻に高価な指輪を買い与えた」と中傷。「必ず仏罰が下る」などと大々的な攻撃を展開したが、昨年、東京地裁で「横領はなかった」との判決が出され、年末には東京高裁で「以後、互いを誹謗(ひぼう)しない」との条件で和解した。事実上、創価学会側の完敗である。
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