イラン
宗教指導者も止められない!?イランの「女子大生」パワー
(クーリエ・ジャポン 2008年5月号掲載) 2008年4月22日(火)配信
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宗教指導者が国の実権を握るイランでは、意外にも女性たちの活躍が目に付く。テヘランには病院や新聞社を運営する女性もいれば、建築現場で技師として働く女性もいる。
こうした女性解放の動きは、97年からハタミ前政権下で始まった自由化政策にあった。司法分野への女性の進出が認められ、未婚女性も外国に留学することができるようになった。服装に対する最近の厳格化の動きにもかかわらず、女性たちのスカートは短くなるばかりで、パンツもタイトになっている。そしてなにより、ここ数年イランの大学では女子学生の数が増え続けている。現在では全学生の65%を女性が占めているのだ。
保守派が医療現場における男女別の徹底を近年主張していることが、こうした分野への女性の社会進出を後押しすることになり、医師、歯科医、薬剤師になる女性も急増している。
このことに危機感を抱いた体制側は、男子学生を増やすため、新たな制度を導入することを決めた。今年夏の受験から各学部の定員に、「男性枠」と「女性枠」を30%ずつ設けるのだ。大学入試機構の長官は、この制度改革について、 「たしかに、女性が多かった自然科学系の学部には、男性が入りやすくなります。しかし女性だって、工学系や人文科学系といった従来男性が多かった学部には、入りやすくなります」
と、主張しているのだが……。
レプブリカ(イタリア)より
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