ブラジル
アマゾンの森林破壊をグーグルアースで食い止めろ
(クーリエ・ジャポン 2008年6月号掲載) 2008年5月26日(月)配信
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アマゾンの先住民族がグーグルと協力して、熱帯雨林を環境破壊から守る取り組みを始めようとしている。同社が提供する衛星写真サービス「グーグルアース」を使って、違法な森林伐採や鉱山採掘を食い止めることができるのだという。
この計画は、ブラジル北西部ロンドニア州に住む先住民スルイ族の首長アウミール・スルイが1年ほど前に米カリフォルニア州のグーグル本社を訪ね、グーグルに助けを求めたことから始まった。
グーグルは、米ホロコースト記念博物館と協力してスーダンのダルフール紛争の被害状況を衛星写真で提供するなど、近年、人道的なプログラムに積極的に関わってきた。今回はアマゾン上空からの高解像度の衛星写真をネット上で見られるサービスを提供する予定だ。このサービスを使えば、世界中のユーザーが森林破壊の現状を監視・記録することが可能となる。
グーグルアースの責任者であるレベッカ・ムーアはこう言う。
「考えてみてください。このサービスで、どれだけアマゾンの森林破壊を食い止めることができるのかを」
アウミールは1200人ほどのスルイ族を代表して、アマゾンの現状を国際社会に訴えてきた。アマゾンを開発の手から守れるかどうかは、世界中のネットユーザーにかかっている。
エスタド・デ・サンパウロ(ブラジル)ほか
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