ブラジル
老女だらけの「ファイト・クラブ」
(クーリエ・ジャポン 2008年10月号掲載) 2008年10月3日(金)配信
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サンパウロ近郊の町リオ・グランデ・ダ・セハのお婆ちゃんたちは、ブラジルでもっともパワフルだ。ふだんはごくふつうの生活をしている彼女たちだが、「ボクシング教室」の時間になると激しいパンチの連打や機敏な動きで汗を流す。
週に2回、町の体育館で行われる1時間のレッスンには、年配の女性190人ほどが通っている。最年少で58歳、最年長はなんと87歳だが、その熱心な姿は年齢を忘れたかのようだ。4年前から教室に通い始めた77歳のマリア・ルジアは「レッスンを始めてから、周囲の目線が変わった気がするわ」と語る。
この教室を開いたのはボクサー兼トレーナーのアイルトン・ペソア・デ・リマで、町に高齢者向けの福祉施設がなかったことがきっかけだという。老女たちがボクササイズに励む目的のひとつがリマからの挨拶のキスだ。レッスン前の頬へのキスには毎回、行列ができるそうだ。
エポカ(ブラジル)より
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