アラブ首長国連邦
優雅なドバイのラマダン・ビジネス
(クーリエ・ジャポン 2008年11月号掲載) 2008年10月23日(木)配信
1ページ中 1ページ目
前のページ | 1 | 次のページ
つい先日までイスラム圏はラマダンだった。人々は日の出から日没まで食べ物を口にしない。湾岸随一の都市国家ドバイでは、日が暮れてからの時間帯に、一流顧客を狙ったビジネスが花咲いた。ビジネスの気風に溢れたこの街では、神聖な月であっても、稼ごうとするのは当たり前のことなのだ。
さまざまなレストラン・オーナーが工夫をこらすなか、ラミ・シェハダが経営するような店は好況だった。彼は、エジプトからレバノンにかけて見られる“テント”をコンセプトにしたレストランを高層ビルに囲まれた広場に設置した。そして、日没後に最初に口にする食事を提供したのだ。空調の利いたテントにはソファが置かれ、水キセルも用意された。シェハダはこうしたテントをドバイに35も展開し、計600人の客を受け入れられるようにしていた。
ドバイではこのような場所が300ほどあり、どこもラマダンに入った9月1日から予約が入ったという。店によっては、スシやインドカレーといった、より高価な食事を提供するところもあった。ある店の経営者は、「ずっと予約で埋まっているよ」と、ご機嫌そうだった。
レストラン・チェーンを経営するモハンマド・ヘレブはこう話す。「食材の価格は上がっているけど、今年のビジネスは順調だった。ドバイは顧客を魅了し続けるんだ」。
ミドル・イースト・オンライン(UK)より
1ページ中 1ページ目
前のページ | 1 | 次のページ
バックナンバー記事
- 新興国市場に活路を見出す日本のバイクメーカー (クーリエ・ジャポン 2009年7月26日(日))
- シルバー世代が憧れる業界最高齢のポルノスター (クーリエ・ジャポン 2009年7月25日(土))
- おらが村の古民家を日本の建築家が生き返らせた! (クーリエ・ジャポン 2009年7月24日(金))
- “耳”認証システムの誕生で電話詐欺がなくなる? (クーリエ・ジャポン 2009年7月23日(木))
- アドレナリン大放出の「研修」が社員の結束を強化する!? (クーリエ・ジャポン 2009年7月22日(水))
