鳩山新政権の最初の試金石 「待ったなし」の3つの経済問題【町田徹コラム】
(ダイヤモンドオンライン 2009年9月4日配信掲載) 2009年9月7日(月)配信
第45回総選挙(8月30日投票)で、有権者が半世紀以上も続いてきた自民党の第1党体制に終止符を打ち、鳩山由紀夫氏が率いる民主党が社民、国民新両党との3党連立内閣の樹立へ向けた連立協議を本格化している。順調ならば、今月の月央にも、鳩山連立内閣が誕生する見通しだ。
私のようなジャーナリストとしては、今回の政権交代は細川護煕内閣誕生のとき以来の本格的なものだから、本来ならば米大統領の交代の例などを見習って、ここは100日程度急かさずに、鳩山氏の政権作りの手腕を静かに見守りたいところである。
しかし、そうとばかり言っていられないのが、生き物の経済を相手にする経済政策だ。その観点からみると、ただ今、現在も、待ったなしの状況の問題が3つ存在する。
週初から、永田町・霞が関を取材に歩いていると、政権交代への期待と活気、不安が満ちていることを感じずにはいられない。中でも、民主党関係者の間で、最も関心の高い話題となっているのが、閣僚や党役員の人事と新政権の組織作りだ。
「鳩山氏の側近とされる平野博文衆院議員らが官房長官とか官房副長官といったポストを独占するのではないか」とか、「いや、選挙期間中から強い意欲をみせていた管直人代表代行が官房長官ポストを射止めるに違いない」といった話題が交わされているのである。
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