新知事誕生でも悩みは深し 静岡空港に刺さった“トゲ”
(ダイヤモンドオンライン 2009年9月9日配信掲載) 2009年9月10日(木)配信
滑走路先の立ち木の除去を怠り、開港が延期されるなどゴタゴタが続いた富士山静岡空港。暫定開港から約3ヵ月が経過し、本来の2500メートル滑走路での運用が開始された。県のトップも役人出身から学者に交代し、新たにスタート。しかし、搭乗率保証など取り除くべき“トゲ”、つまり過去の負の遺産が残っている。
「本日8時30分に完全開港ということで、本当にうれしかった」
静岡県の川勝平太知事は8月27日の定例会見で、こう語った。7月5日の県知事選で、民主党などの推薦を受けて当選したばかりの学者知事だ。退けた相手は官僚出身の自民党参議院議員で、前知事の後継者とされた女性。静岡県政は国政よりひと足早く、政権交代を実現させていた。
立ち木問題で迷走を続けた富士山静岡空港。6月4日に滑走路を300メートル短縮して暫定開港した後、8月27日に本来の滑走路2500メートルでの完全運用となった。これにより、300人乗り以上の大型機の発着が可能となり、着陸機を電波で誘導する計器着陸装置(ILS)も完全稼働する。空港が抱える課題の一つがひとまず解決したように見える。
バックナンバー記事
- 雪国の除雪作業が崩壊の危機!?建設不況のあおりで応札ゼロの地域も (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 東京市場停滞の背景に浮かび上がる、インサイダー天国疑惑【町田徹コラム】 (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 日本企業への教訓満載!英BTが社員向けソーシャルウェブに目覚めるまで (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 太陽電池から鉄道、教育、介護まで日の丸“元気印企業”総まくり! (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 事業仕分けは「悪いリストラ」の典型になっていないか?【岸博幸コラム】 (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))

