強すぎる巨人の陰で、セ・リーグの戦力格差が拡大していく悪循環
(ダイヤモンドオンライン 掲載) 2009年9月30日(水)配信
巨人がセ・リーグの優勝を決めた。
V9以来の3連覇という偉業である。にもかかわらず世間の盛り上がりは今ひとつだった。優勝決定試合の地上波の視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)は瞬間最高こそ16,6%(原監督の胴上げシーン)だったが、平均は10,0%。10年前は年間の平均視聴率でも18,5%だったから、ひと昔前の常識からは考えられない低視聴率だ。
新聞もスポーツ紙や親会社の読売は大々的に報じたが、他の一般紙の扱いは控え目。巷の話題になることも少なかった。
こうした冷めた反応の要因はいくつか考えられる。
まずあげられるのは、プロ野球が世間一般の娯楽から、コアなファンの楽しみに変わったこと。ペナントレースが常に注視されるものではなくなっているのだ。
クライマックスシリーズ(CS)が行われるようになった影響も大きい。リーグ優勝しても、その代表として日本シリーズで日本一を争うことはできず、プレーオフを戦わなくてはならない。リーグ優勝は日本シリーズへの「予選1位通過」というとらえ方をされてしまうのである。
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