原作者死後も投げかけられる教訓「クレヨンしんちゃん」中国商標事件の今
(ダイヤモンドオンライン 2009年10月8日配信掲載) 2009年10月9日(金)配信
「まったく色々なことがあったな〜。オラ〜、まさかこんな結果になるとは夢にも思わなかったダ〜」
この独特の語り口で人気のマンガといえば、『クレヨンしんちゃん(以下、しんちゃん)』(双葉社)だ。9月20日、同漫画の作者である臼井儀人氏が群馬県の山中で遺体で発見されたことは、衝撃的なニュースとして記憶に新しい。
『しんちゃん』は1990年に『週刊漫画アクション』で連載が開始され、92年にテレビ朝日系列でアニメの放送が始まると、たちまち大人気となった。今や『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』などと共に、日本を代表するマンガの1つだ。臼井氏が亡くなった時点で、単行本の発行部数は累計約5000万部もに上る。
その他、映画、キャラクターグッズ販売、海外でのアニメ放映など、関連ビジネスは多い。アニメはこれまでに香港、台湾、インドネシア、スペイン、イギリスなど、世界各国で放映されてきた。
なかでもダントツの人気を博したのが、香港経由で海賊版が広まった中国だった。中国では作者死亡のニュースを大手メディアが一斉に報道。個人のブログなどでも、「臼井さん、楽しいマンガを本当にありがとう」、「しんちゃんがいたお陰で楽しい子供時代を過ごせました」といった書き込みが多数行なわれたのだ。
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