自動車部品まで模倣品が氾濫!エコカーの未来を蝕む中国の深い闇
(ダイヤモンドオンライン 2009年10月8日配信掲載) 2009年10月9日(金)配信
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汽配城内の店舗。メーカーから授権されていないにもかかわらず、堂々と看板にロゴを使用している。基本的にメーカーは、このような店舗に純正品を卸してはおらず、模倣品が販売されている可能性が高い。 [拡大]
結論から言おう。
中国全土で氾濫している日系メーカー用自動車部品の模倣品の撲滅は、事実上不可能である。悲しいかな、それが現実である。
中国で自動車部品の卸販売をする業者を、「汽配城」という。これは企業名ではなく一般名詞だ。ここで扱われている部品の多くが、メーカー純正部品の模倣品である。パッケージにはあたかも純正部品のような自動車メーカーのロゴが印刷されている。
街の自動車修理工場は、より安価な部品を求めて汽配城で模倣品を買う。修理工場の顧客に対して、より高価な純正部品代を請求して利幅を稼ぐ。または、修理代を通常料金から大幅値下げして、他の店からお客を奪い取る。
こうした違法販売について、中国に進出している日系自動車メーカーは積極的な撲滅活動を行っている。
筆者がマツダ中国企業管理有限公司(Mazda Motor China CO.,Ltd)の北京事務所を訪問した際、知財(知的財産権)を担当する、同社の水島浩治氏が上海出張から戻ってきたばかりだった。出張の目的は、マツダ2(日本のデミオ)などを製造している長安フォードマツダの本拠地、南京周辺の汽配城での実態調査だ。
「彼らはウチとは無縁なのに、堂々とマツダやフォードの看板を掲げています。調査はかなり大変でした。1店舗あたり約30品目あり、その写真撮影に2〜3時間かかりました。模倣品のなかに、正規品を交ぜるなど、手口は巧妙です。調査中、店内には嫌な緊張感がありましたが、現地の行政関係者が同行していたので、なんとか仕事をこなせました」(水島氏)。
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