再販マンションの最終形?「建築中断物件」が登場
(ダイヤモンドオンライン 2009年10月23日配信掲載) 2009年10月26日(月)配信
窮地に陥ったマンションディベロッパーから売れ残りの完成在庫を売価の約半値で買い取り、元値から約30%引きで消費者に販売する「再販マンション」。この再販マンションに“新種”が現れた。
誰もが恐れをなし手をつけてこなかった、未完成物件──つまり、建設中にディベロッパーやゼネコンが破綻し、工事仮囲いもそのままに野ざらしで放置される物件──を買い取り、再販する事業を新日本建物が始めたのだ。
現在同社が販売する再販物件4件のうち3物件は建築中断物件。さらに、来月にはディベロッパーに加え施工したゼネコンも破綻した中断物件2件も買い取り、年末から発売する予定という。
工事が中断した物件は建物に瑕疵が発生している可能性も高く、権利関係も複雑だ。まず、中断した工事も終えなければならない。
そこで、ゼネコンやハウスメーカー出身で、一級建築士や施工管理技師の資格保持者からなる社内の建築部が、事前に建物の非破壊検査などを行ない安全を確認する。この建築部が自社施工で残された工事も行なう。ゼネコンに丸投げする場合よりも30%ほど安い価格でできるという。管財人の事務所に通い設計図書を発掘する作業や、債権者と管財人のあいだでの利害関係の調整までやる。
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