コスモ証券争奪に約10社が名乗り 最高額を提示した意外な“伏兵”
(ダイヤモンドオンライン 2009年11月2日配信掲載) 2009年11月4日(水)配信
「情報サービス大手のCSKホールディングスが検討を進めている傘下のコスモ証券売却で、すでに10社あまりが金額を提示していることがわかった。
入札しているのは、準大手証券の東海東京フィナンシャル・ホールディングスや日本アジア証券、投資ファンドのアドバンテッジ・パートナーズなど。
なかでも最高額を提示した番狂わせな“伏兵”は、中国の証券会社だ。中国だけでなく、韓国や台湾、シンガポールなどのアジア勢も入札している模様で、おおむね外資は「提示額が高額だった」(CSK関係者)という。
入札金額の幅は180億〜250億円前後と見られ、今後、年内には候補を数社に絞り、年度内には確定する方向で調整する模様だ。
大阪に本社を構えるコスモ証券は、資本金135億円の中堅証券。昨今の株式市場の低迷などを受け、2009年3月期は2期連続の最終赤字となり、赤字額は106億円にもふくらんだ。
にもかかわらず、外資を含めて10社以上が買収に名乗りを上げたわけは、コスモの顧客基盤にある。同社は1917年に開業した歴史ある老舗証券で、「良質な顧客がついている」(中堅証券社長)と見る準大手や中堅クラスの証券会社は少なくない。
バックナンバー記事
- 雪国の除雪作業が崩壊の危機!?建設不況のあおりで応札ゼロの地域も (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 東京市場停滞の背景に浮かび上がる、インサイダー天国疑惑【町田徹コラム】 (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 日本企業への教訓満載!英BTが社員向けソーシャルウェブに目覚めるまで (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 太陽電池から鉄道、教育、介護まで日の丸“元気印企業”総まくり! (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))
- 事業仕分けは「悪いリストラ」の典型になっていないか?【岸博幸コラム】 (ダイヤモンドオンライン 2009年11月24日(火))

