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なぜ「デートに誘う」のも「プロポーズ」も男の役割なのか?
恋愛、結婚、就職から人質救出まで 女に都合良く利用される「男らしさ」の受難
(SAPIO 2009年5月号掲載) 2009年5月4日(月)配信
文=『男は虐げられている』著者 竹中英人
「男の領分」に女が入り始めて久しいが、では立場を逆転させたらどうだろう。やってくるのは「女々しい」「男のくせに」の集中砲火だ。『男は虐げられている』著者・竹中英人氏が、日本社会に蔓延する「見えない男性差別」について問題提起する。
旧聞に属するが、昨年7月に起きた、フリーアナウンサー、山本モナさんと巨人軍の二岡智宏選手(現・日ハム)の不倫スキャンダルの例から挙げてみたい。
山本さん側は、二岡氏が飲み直そうとしつこく誘い、やむなくホテルに入ったと釈明。一方の二岡氏も自らの軽率な行動を認め、謝罪コメントを発表した。ところがその後、東京スポーツが、二岡氏は「向こうが誘ってきた」と同僚に漏らしたと報じると、ネット上では二岡バッシングが始まったのである。
実際はどうだったのかは当事者以外知りようがなく、そもそも不倫というのは、男と女のどちらかが一方的に悪いというものでもない。しかし、東スポの記事に対するコメントは、「男は黙って墓場までもっていけよ。情けない奴だな」「ぐちゃぐちゃ言い訳すんなよ、男のくせに」などと、二岡氏を非難する声が大勢を占めた。
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