なぜ「デートに誘う」のも「プロポーズ」も男の役割なのか?
恋愛、結婚、就職から人質救出まで 女に都合良く利用される「男らしさ」の受難
(SAPIO 2009年5月号掲載) 2009年5月4日(月)配信
身近なところに目を落とせば、男性が損をしているケースはいくらでもある。
会社や学校で上司や教師といった目上の人に呼ばれるとき、女は「さん」、男は「君」呼び、扱いも男相手のほうが乱暴だ。
あるいは、少し前までは男同士でフレンチやイタリアンの洒落たレストランにいけば、それだけで同性愛者のように見られた。男性は、女性が楽しんでいるようなロマンティックな雰囲気などに合わない、がさつな生き物だとされてきたのだ。
銭湯や温泉のような場で、男湯に女性従業員が堂々と入ってきて清掃作業をするようなことはよくある。これが逆だったら大騒ぎになるはずだ。男性がもつ羞恥心は非常に軽んじられているわけだが、こういう主張をすると、やはり「男のくせにつまらないことを気にするな」と罵声を浴びることになる。
男性が、自分より学歴や収入の多い女性を結婚相手として敬遠すると「狭量」だと責められる。だがこれも男性が、女性が結婚相手として自分よりハイスペックな「頼れる人」を望んでいることを理解して、女性側の意向に沿って行動しているだけの話である。
そもそも、男のプライドみたいなものをもたない解放≠ウれた男性を、女性の側が本当に受け入れるか、私は疑問に思う。そういう男は、威張らないかもしれないが、甲斐性もないのではないか。
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