【イタリア・Calcioの真実Vol.19】アンチェロッティが語る現代サッカーの世界基準〜09-10シーズンCL展望
(Sportiva 2009年7月20日掲載) 2009年7月22日(水)配信
クリスティアーノ・ルイウ●インタビュー interview by Cristiano Ruiu
宮崎隆司●構成・翻訳 text&translation by Miyazaki Takashi
チャンピオンズリーグ(CL)優勝請負人としてチェルシー監督の座に就いたカルロ・アンチェロッティは、その勝ち方を自身2度の同大会制覇で知ると同時に、『幾多の敗戦の経験から、その難しさも知り抜いている』と言う。
では、このところ顕著な、CLでのプレミア勢主導の理由は何なのか。また、イタリア勢が総じて苦戦を強いられている根拠は一体何処にあるというのか。双方を知り抜く監督が今日の欧州サッカーの実情を語る。
――新シーズンの展望について、詳しく聞かせてもらいたい。来季、09-10シーズンのCLは、果たしてどういった展開になると見ているのか。
「いわゆる欧州列強、イングランド、スペイン、イタリア、そしてドイツ、各国を代表するクラブが、ひとつも欠けることなく出場する以上、近年稀に見る、というか、ここ数年で最もレベルの高い大会になるのではないか。
昨季はミランが出場できず、2年前はユーベとバイエルンの姿がなく、そのイタリアとドイツサッカーの象徴とも言うべきクラブがなかったがために、全体として一抹の物足りなさを感じざるを得なかった。
しかし、今季のCLにはそれがない。プレミア勢が牽引する構図の中で、タイトルホルダーのバルサはもちろん、加えてあのレアル・マドリードが態勢を一新して臨んでくる。より質の高い、より激しい戦いが連続するに違いない」
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