【イタリア】セリエ勢のチャンピオンズリーグ展望〜各クラブの補強と戦力分析
(Sportiva 2009年9月10日掲載) 2009年9月12日(土)配信
「来季も残るかどうかわからない」、「チャンピオンズリーグ(CL)で優勝できるチームでプレイしたい」。昨季もインテルは首位をほぼ独走したといって良かったが、そのチームをまるでプロビンチャであるかのように扱ったイブラヒモビッチの一連の発言にインテリスタが髪をかきむしったシーズンでもあった。
激怒したくても、勝利に導くのはほとんどの場合が彼だったから、無下に切り捨てることはできなかったのだ。
この夏、彼らはこのジレンマからようやく解放された。イブラがバルセロナへ移籍したからだ。そしてバルセロナからエトーと大金がインテルの懐に入った。
インテルはその金をミリート、モッタ、ルシオ、アルナウトビッチの購入代金に充て、最後に太っ腹のモラッティ会長がスナイデルをモウリーニョにプレゼントした。こうしてイブラという至宝は失ったが、欧州王者を狙える総合力をインテルは手に入れた。
そのCL初戦の相手がバルセロナ、とは、運命の女神もお茶目である。インテリスタのメラメラと燃える目は13日のセリエA(パルマ戦)を通り越し、すでに16日へと向けられている。
彼らにとってこの試合はCLという以上に、欧州王者バルセロナと戦うという以上に、愛しきれず憎みきれなかった昨季までの救世主とケリをつけるためのファーストラウンドなのだ。
このまま主力に何事も起こらなければモウリーニョは4-3-1-2でバルサに挑んでくるはずだ。故障明けのカンビアッソが間に合わないのは残念だが、今のところスタメン級で使えないのは彼だけ。
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