【エアレース】“空のF1”の巨大な“祭り”〜室屋義秀がポルトで自己最高位獲得
(Sportiva 2009年9月23日掲載) 2009年9月28日(月)配信
みなさんは「レッドブルエアレース」という競技をご存じだろうか。
ひと言で言ってしまえば、飛行機のタイムレースである。いわゆるアクロバット飛行の技術を競うだけでなく、タイムという誰にでも分かりやすい物差しを取り入れ、エンターテインメント性を高めた飛行機競技、といったところだろうか。
レースは、いくつかのゲートが設定されたコースを最も速いタイムでゴールしたものが優勝となる。ただし、各ゲートは機体を水平にして通過する、あるいは垂直にして(左右の翼を上下にする)通過する、というように条件が決められており、少しでも機体の角度がブレたり、ゲートに触れたりすると、ペナルティタイムが加算されてしまう。
つまり、パイロットの操縦技術はもちろん、スピードを出すためには飛行機の性能も高くなければならず、総合力が問われることになる。このあたりが、“空のF1”などと形容される所以である。
今年のレッドブルエアレースには15人のパイロットが参戦しており、F1同様、世界各地を転戦するグランプリ方式で行なわれている。今年は年間6戦。1位に12ポイント、2位に10ポイント、以下1ポイント減で11位に1ポイントが与えられ、総合ポイントによる年間優勝を争っている。
と、前置きが長くなったが、去る9月12、13日、ポルトガル第2の都市、ポルトで行まわれた第5戦を現地取材してきたので、その模様を少しばかり紹介させていただく。
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