【イングランド】アーセナルの新しいフォーメーション〜攻撃オプションの増加と成長する若手
(Sportiva 2009年9月25日掲載) 2009年10月1日(木)配信
03-04シーズン、無敗でリーグ優勝、04-05シーズンにFAカップで優勝して以来、タイトルから遠ざかっているアーセナル。
私が今でも覚えているのは、キューエル擁する若手のチームだったリーズのオレアリー監督(当時)が、「こんな攻撃力を持つチームを今まで見たことがない」と無敗優勝したアーセナルを評していたことだ。
アンリ、ピレス、ヴィエイラらフランス人を中心にしたチームのピークは、この無敗優勝の03-04から05-06CL決勝進出、バルセロナに2対1と惜敗した時点だったのではないだろうか。
2005年の夏、ヴィエイラをユベントスに放出した際、誰もがキャプテンだった彼の代わりはいないと心配した。しかし、当時チェルシーの監督だったモウリーニョは、「ベンゲルがヴィエイラを手放すのは、代わりの選手がいるからに他ならない」と話していた。
それが正しかったことは、数シーズンしてファブレガスが単なるゲームメイカーからチームの中核となり、キャプテンマークを付けた事で証明された。
彼ら新しい世代の成功の兆しは、07-08シーズンにうかがえた。
CL決勝トーナメントのベスト16で最初にぶつかったのは06-07チャンピオンのミラン。初戦アーセナルのホーム、エミレーツ・スタジアムで0対0の引き分け。
続くアウェーのミラノ、サンシーロで、前年度の欧州最優秀選手、世界最優秀選手となったカカをおさえたのは、フラミニだった。粘り強く、しかもしつこくカカにまとわり付いたフラミニは、欧州No.1プレイヤーに仕事をさせなかった。
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