【テニス】クルム伊達公子の強さの原動力〜“ワールドモード” 全開で次のステージへ
(Sportiva 2009年10月23日掲載) 2009年10月24日(土)配信
9〜10月のアジアシーズンへ臨むにあたって、クルム伊達公子は、2010年1月のテニス4大メジャー第1戦・オーストラリアンオープンの予選にいい形でつなげることを目標としていた。
WTAランキング(世界ランキング)150位前後に位置していたクルム伊達は、WTAワールドツアーの予選に入れるかどうか微妙なポジションだったため、ツアー下部であるITF大会の出場をメインにしてスケジュールを組んでいた。
たとえツアー下部の戦いを強いられても、08年4月から現役再チャレンジを始めたクルム伊達は、世界を目指さなければ、プロテニスプレイヤーとしての意味がないと語り、若き伊達公子の時代と同じように、戦いの場としてワールドツアーを常に意識してきた。
08年にツアー下部大会を転戦して、世界ランキングを200位以内へと上げていったクルム伊達は、09年に入るとワールドツアーへの挑戦を開始した。
だが、ツアーレベルでは本戦1回戦の壁が高く、なかなか勝利を上げることができない。さらに、試合中に発生する足のけいれんにも悩まされていた。8月にUSオープン予選2回戦で敗れた時にも、再びけいれんを起こしたクルム伊達は、ニューヨークからサウスダゴダへ飛び、専門医の診断を受けた。
9月に入ると中国を皮切りに、アジアでの転戦を開始したクルム伊達だったが、WTA広州大会でも、シングルスは1回戦で敗退し、これでツアーレベルでは8大会連続で初戦負けとなった。
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